シーオーオーエイチビーズ
COOH beads
COOH beads(シーオーオーエイチビーズ)は、NH2基を有する化合物、抗体またはタンパク質を直接ビーズへ固定化することが可能です。
ケミカルバイオロジー、免疫沈降、細胞分離などの幅広いアプリケーションで使用されています。
磁気ビーズ
この製品のラインナップは、通常のFG beadsのみです。
ビーズ | FG beads |
---|---|
Code(形式) | TAS8848N1140 |
価格(税別) | 5 mg 20,000円 (5 mg×1本) |
20 mg 50,000円 (20 mg×1本) | |
保存条件 | 4℃(2~8℃) (凍結禁止) |
保存溶媒 | 超純水 |
磁化 | 超常磁性(≧10 emu/g) |
ビーズ径 | 180±30 nm |
濃度 | 20 mg/ml |
表面修飾 | カルボキシル基 |
官能基量 | 約250 nmol/mg of beads |
蛍光ビーズ
蛍光色素を内包させたビーズで、磁性体を持つFF beadsと非磁性のFS beadsがあります。
ビーズ | FF beads (磁性タイプ) |
FS beads (非磁性タイプ) |
||
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Code (形式) |
蛍光色素 | Europium | TAB8849N2140 | TAB5849N2140 |
Cyanine 3 | TAB8850N2140 | TAB5850N2140 | ||
Cyanine 5 | TAB8851N2140 | TAB5851N2140 | ||
価格(税別) | 1 mg 15,000円 (1 mg×1本) | |||
5 mg 60,000円 (5 mg×1本) | ||||
20 mg 150,000円 (5 mg×4本) | ||||
保存条件 | 4℃(2~8℃) (凍結禁止)、遮光 | |||
保存溶媒 | 超純水 | |||
磁化 | 超常磁性(≧10 emu/g) | 無し | ||
ビーズ径 | 180±30 nm | 400±20 nm | ||
濃度 | 10 mg/mL | |||
表面修飾 | カルボキシルキ基 | |||
官能基量 | 約200 nmol/mg of beads |
- プロトコール
- SDS
- 論文・技術情報
- 関連製品
- FAQ
- スクリーニング(リガンド結合タンパク質のアフィニティ精製)
- COOH beadsへのNH2リガンドの固定化
- COOH beadsへのNH2 リガンドの固定化(小スケール)
- 競合阻害
- ドラッグエリューション
- COOH beadsへのOHリガンドの固定化
- HPLC(高速液体クロマトグラフィー)によるリガンド固定化量の定量
- 抗体固定化ビーズを使用した免疫沈降
- COOH beadsへの抗体またはタンパク質の固定化
- タンパク質(抗体)固定化量の直接定量
- 細胞抽出液の分画および調製(大スケール)
- 細胞抽出液の分画および調製(小スケール)
- FF/FS beads:COOH beadsへの抗体またはタンパク質の固定化
技術情報
論文
-
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- FG beadsの分散方法(超音波法とガリガリ法)を教えてください。
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- どのぐらいのビーズの量が必要ですか?
- リガンドをデザインする際の注意点を教えてください。
- 2級アミンを固定化できますか?
- 化合物固定化後のビーズの保存方法を教えてください。
- リガンド固定化の成否を判断するための方法は、HPLC以外にありますか?
- アフィニティ精製したタンパク質の親和性はどのくらいですか?
- 精製効率はどのくらいですか?
- タンパク質を固定化させる際に最適なビーズを教えてください。
- タンパク質の固定化時、標的物質との結合に関与する部位にリジン残基がある場合はどうしたらよいですか?
- タンパク質の固定化効率はどのくらいですか?
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- 細胞破砕液の調製方法を教えてください。
- 細胞破砕液は冷凍ストック品でも問題ありませんか?
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- 結合反応時間は4時間が最適ですか?
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- 抗体の固定化効率はどのくらいになりますか?
- 抗体の固定化効率(固定化量)を上げる方法はありますか?
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- 固定化反応の際、チューブ壁面へビ-ズが付着してしまうことがありますが、抑える方法はありますか?
- 抗体固定化後のビーズの分散性を向上させたいのですが、どうしたらよいですか?
- 質量分析(MS)で結合タンパク質を解析したいのですが標的タンパク質のバンドが薄い場合は、どうしたらよいですか?
- どのくらいのタンパク質量があればMSで解析可能ですか?