受託サービス
リガンドのデザイン、固定化、アフィニティ精製、および標的タンパク質の同定の各ステップ、または全ステップの受託サービスを提供しています。
異なる種類のビーズを使用した比較実験なども行っています。
受託サービスの流れと事例
準備: リガンドのデザイン・合成
FG beadsへの固定化に有効な官能基がない場合は、固定化に有効な官能基を導入した導入体をご準備頂きます。
(例)
STEP 1. FG beadsへのリガンドの固定化
リガンドをFG beadsへ固定化し、固定化量の定量または固定化確認実験までを行います。
300,000円~
(例)
STEP 2. リガンド結合タンパク質の精製
リガンドを固定化したビーズと細胞破砕液(タンパク質溶液)を用いて、アフィニティ精製を行います。
状況に応じて、競合阻害やドラッグエリューションなどを行い、標的タンパク質の絞り込みを行います。
300,000円~/回 ※アフィニティ精製を何度か繰り返して条件を最適化します。
(例)
STEP 3.質量分析によるタンパク質同定
精製されたタンパク質の同定は、当社提携先のタンパク質同定の受託会社へ委託します(LC-MS/MS法、など)。価格は、同定するバンドの本数や純度によって変わります。ショットガン分析をお勧めする場合もあります。
受託会社
株式会社メディカル・プロテオスコープ
http://www.medicalproteoscope.com/
バンド分析
対象バンドが数本の場合、タンパク質バンドを切り出し、質量分析を用いて同定します。
125,000円~/バンド
ショットガン分析
ゲル分離を介さずに、ビーズ上のタンパク質群を直接加水分解します。
加水分解で生じたペプチド混合物を質量分析に供して、100種類以上のタンパク質を網羅的に同定・計量比較します。
750,000円~/回
受託サービスの詳細は、こちらをご覧ください。
- プロトコール
- SDS
- 論文・技術情報
- 関連製品
- FAQ
- スクリーニング(リガンド結合タンパク質のアフィニティ精製)
- Epoxy beadsへのリガンド(フェノール性OH基またはアミノ基を有する化合物)の固定化
- Epoxy beadsへのリガンド(フェノール性OH基またはアミノ基を有する化合物)の固定化(小スケール)
- OH beadsへのCOOHリガンドの固定化
- OH beadsへのCOOHリガンドの固定化(小スケール)
- NH2 beadsへのCOOHリガンドの固定化HOSu
- NH2 beadsへのCOOHリガンドの固定化HOSu (小スケール)
- COOH beadsへのNH2リガンドの固定化
- COOH beadsへのNH2 リガンドの固定化(小スケール)
- 競合阻害
- ドラッグエリューション
- NHS beadsへのNH2リガンドの固定化
- NHS beadsへのNH2 リガンドの固定化(小スケール)
- COOH beadsへのOHリガンドの固定化
- Streptavidin beads、NeutrAvidin beadsへのビオチン標識物固定化
- クリックケミストリー反応を用いたAzide beadsへのリガンド(アルキン構造をもつ化合物)の固定化
- クリックケミストリー反応を用いたAlkyne beadsへのリガンド(アジド構造をもつ化合物)の固定化
- クリックケミストリー反応を用いたAlkyne beadsへのリガンド(アジド構造をもつ化合物)の固定化(小スケール)
- HPLC(高速液体クロマトグラフィー)によるリガンド固定化量の定量
- 抗体固定化ビーズを使用した免疫沈降
- COOH beadsへの抗体またはタンパク質の固定化
- Ts beadsへのHis-Tagタンパク質の固定化
- NHS beadsへの抗体またはタンパク質の固定化
- Epoxy beadsへの抗体またはタンパク質の固定化
- タンパク質(抗体)固定化量の直接定量
- Protein A beads、Protein G beadsへの抗体の固定化
- Plain beadsへの2本鎖DNAの固定化
- FF/FS beads:COOH beadsへの抗体またはタンパク質の固定化
- ラインナップ以外の粒子径のビーズは作製可能ですか?
- リガンドをビーズに固定化するプロセスの概要を教えてください。
- どのぐらいのビーズの量が必要ですか?
- リガンドをデザインする際の注意点を教えてください。
- 2級アミンを固定化できますか?
- リガンド固定化の成否を判断するための方法は、HPLC以外にありますか?
- 精製効率はどのくらいですか?
- タンパク質を固定化させる際に最適なビーズを教えてください。
- タンパク質の固定化効率はどのくらいですか?
- 細胞破砕液の調製方法を教えてください。
- 細胞破砕液は冷凍ストック品でも問題ありませんか?
- タンパク質の供給源はどのくらい必要になりますか?
- 結合タンパク質のバンドが数多く検出された場合はどうしますか?
- 結合バッファは推奨バッファを用いる必要がありますか?
- 溶出の際に、塩溶出とボイル溶出を両方行っているのはなぜですか?
- リガンドの仕込濃度を増やした際に結合タンパク質のバンドが薄くなることはありますか?
- 結合タンパク質のバンドが全く見られないのですが?
- 結合反応時間は4時間が最適ですか?
- 抗体を固定化させる際に最適なビーズはどれですか?
- 抗体の固定化量を定量する方法はありますか?
- 抗体の固定化効率はどのくらいになりますか?
- DNAを固定化させるのに最適なビーズはどれですか?
- RNAの固定化法を教えてください。
- 質量分析(MS)で結合タンパク質を解析したいのですが標的タンパク質のバンドが薄い場合は、どうしたらよいですか?
- どのくらいのタンパク質量があればMSで解析可能ですか?