細胞破砕液の調製方法を教えてください。
当社では、Dignam法を推奨しています。ただしDignam法は細胞量を必要とするため、少量で行う場合はNP-40等の界面活性剤で可溶化する方法を推奨しています。当社サイト内のプロトコールのページから401および402のプロトコールをご参照ください。
上記が困難な場合、市販のキット(ProteoExtract Subcellular Proteome Extraction Kit(MERCK MILLIPORE)、CelLytic M(SIGMA)、等)も使用可能です。但し、界面活性剤の濃度が1%以上の場合、アフィニティ精製中にリガンドが標的タンパク質に結合するのを妨げる可能性がありますので、使用前に透析や希釈により界面活性剤濃度を0.1%に下げてください。