抗体を固定化させる際に最適なビーズはどれですか?
非特異的吸着を抑えたい場合には、NHS beadsを使用し、抗体を直接ビーズに固定化します。NHS beadsは解析時に抗体の遊離が少ないという利点があります。
ただし、抗体のリジン残基とビーズ表面のNHS基で共有結合させるため、配向がランダムになります。抗体の配向をそろえたい場合や抗原の回収量を増やしたい場合には、Protein A beads、Protein G beadsをご使用ください。
また、ビオチン化した抗体をお持ちの場合はStreptavidin beads、NeutrAvidin beadsへの固定化が可能です。